
“思い通りに硬化できる”を、もっと身近に。
MUVBAシリーズは、コンパクトな筐体に高出力UV照射と多彩な制御機能を搭載した卓上UV硬化装置。
研究室でも製造現場でも、置くだけで本格的なUV硬化環境を実現します。
均一照射、波長選択、窒素パージなど、プロが求める性能を手軽に。
UV硬化の可能性を広げる一台を特集でご紹介します。
UV硬化(UV Curing)とは?
UV硬化とは、紫外線硬化樹脂などに紫外線を照射することにより重合反応が起き液体が固体になるプロセスを指します。
UV硬化は現在の産業界において必要不可欠な基礎技術としていろいろな分野で利用されています。
< 用途例 >
・UV接着、粘着材、光学レンズ、ラミネート
・表面コーティング(合板、鋼板、プラスチック部品など)
・半導体製造工程におけるUV硬化、剥離
・UVインクの乾燥(硬化)、電子部品への印字硬化
・液晶フィルムディスプレイ基板、カバーガラスなどの接着
LED紫外線(UV) 硬化のメリット

| UVランプ | UV-LED | |
|---|---|---|
| メンテナンスコスト | 寿命が短く(約1,000時間)管理コストの負担が大きい | 寿命が長く(約20,000時間)ランプ交換の管理コストが少ない |
| 設計の自由度 | ランプ形状が画一的でワークに合わせた設計ができない | UV-LEDの配置をワークに合わせて設計できるため自由度が高い |
| 安定性 | 点灯後に光量が安定するまでに長い待機時間が必要 | 極めて短いウォームアップ時間で安定した照射が可能 |
| 点灯 / 消灯の応答性 | ランプ点灯状態での機械的な シャッターの動作に照射の遮断のため遅い | 電気的なON/OFF制御で 応答速度は100ms以下と速い |
| 分光特性 | 波長領域が広く必要とする 波長以外にも様々な波長を含む | 波長領域が狭いため 必要な波長のみを選択できる |
| ワークへの熱の影響 | ランプから熱源となる赤外線が発生するため ワークへの熱影響が大きい | 波長領域が狭く、赤外線を含まないため ワークへの熱影響が少ない |
| 省スペース | オゾンを発生させる恐れがある波長を含むため ダクト設備が必要になり 設備構造が複雑で大規模になる | オゾン発生の心配が無いため ダクト設備は不要で小規模になる |
| 省エネルギー | 発光時の発熱が多く 常時点灯のため消費電力が高い | 発光時の発熱が少なく、必要な時だけ 高速でON/OFFできるため、UVランプと比べて 消費電力は約70~80%削減できる |
| 環境負荷 | 水銀を含む構造のため ランプ製造工程、使用後の廃棄時の 環境負荷が高い | 水銀を含まない構造で、 RoHS指令に対応しており、 環境負荷が極めて低い |
UV硬化の速度
UV照射によって樹脂が硬化する際、数秒程度で硬化します。
しかし、周囲環境や照射器とUV硬化樹脂の組み合わせにより
硬化速度が遅い場合や表面にタックが残る場合、硬化しない場合もあります。
UV硬化を妨げる要因
UV硬化は環境、UV硬化樹脂、照射強度、波長といった4つの要素が重要です。
ケース1:酸素の影響
大気中の酸素の影響で反応が阻害される場合があります。
・光重合開始剤の酸素による脱活性
・開始剤や成長ポリマーと酸素の反応
照射雰囲気を窒素やその他の不活性ガスで置換する方法で
酸素阻害を軽減する方法があります。
ケース2:高湿度
高湿下で硬化反応が著しく損なわれる場合があります。
照射環境の湿度を確認して硬化に適な環境にしてください。
ケース3:硬化剤の配合と照射光
光重合開始剤の配合と照射するUVの波長が適合していない。
UV硬化剤樹脂とUV波長の選定を最適にしてください。
ケース4:硬化膜が厚い
硬化剤の膜が厚すぎて表面近くが先に硬化し、奥まで光が届かず固まらない場合があります。
適正膜厚を再検討してください。
ケース5:照射強度
照射強度が弱い場合。
この場合ハイパワーUV-LED照射装置をご検討ください。
UV硬化装置 卓上バッチ式UV 硬化装置
波長交換機構付きで開発、実験用途に最適!

特長
・窒素置換(N2 パージ)機構採用によりUV 硬化時の酸素阻害を軽減
・ターンテーブル機構(ON/OFF スイッチ付き) 採用により均一照射
・UV 照射距離はラボラトリージャッキで変更可能
(照射距離スケール付き)
・インターロック機構採用の安全設計
用途例
・UV 硬化実験、硬化樹脂開発
・表面コーティングの硬化
・電子部品、医療機器、工業製品の接着
・レンズなどの成形
・プラスチック製品の加飾
使用例
防湿コーティングの乾燥工程
(少量セル生産に最適)
各部名称

外形図
カスタム例
複数波長照射仕様
前面パネルまたはパソコンから各波長を個別にコントロール
お客様の用途に合う機種をご案内できるよう、
様々な波長の照射器を搭載した複数ラインアップをご用意しています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
本件に関するお問合せ
■和田電機株式会社 新規事業推進部
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